岩槻人形協同組合のご案内


理事長あいさつ

ようこそ「人形のまち岩槻」のホームページへ

 ここ岩槻は、約560年前の1457年(長禄元年)、太田道灌公が岩槻城を築城以来、今なお自然が豊かな美しい城下町で、多くの人形工房や販売店がある「人形のまち」として全国的に周知されております。

 岩槻の人形づくりの歴史は、江戸時代初期に始まり約380年の伝統を有します。
 毎年、四季を通して、人形協同組合が関わる伝統行事が盛りだくさん行われております。春のまちかど雛めぐりと流し雛、夏の岩槻まつりでは仮装による人形パレードとジャンボ雛壇、そして秋の人形供養祭など様々な活動を通じ、節句文化の啓発と地域興し、まちづくりに貢献させていただいております。

 当組合はおかげさまを持ちまして、大正4年、現組合の前身であります「岩槻ひな人形組合」が創立されて以来、100年目を迎えることができました。
 この100年の間、大正・昭和・平成と時代が移り行く間、人々の暮らしはその時々の社会・経済の目まぐるしい動向の中、激動と繁栄を繰り返して来ましたが、我が人形業界もその影響を受けざるを得ませんでした。しかしながら業界の先人、先輩諸氏は努力と工夫を怠ること無く精進され、その伝統を私どもに引き継がせてくれました。

 伝統は、しっかりと守りながらも進化させて行くべきものと思います。組合員一同、力を合わせ、今後も未来を見据え、後継者の育成、需要の開拓、節句文化の啓発・普及に努めていきたいと思います。

理事長 新井久夫

▲ページ トップに戻る

 

 

組合の所在、連絡先

岩槻人形協同組合
〒339-0057 さいたま市岩槻区本町3-2-5 ワッツ東館4F さいたま商工会議所岩槻支所内
TEL.048-757-8881 FAX.048-757-8891
メール 問い合わせフォームへ


お問い合わせのお願い
「まちかど雛めぐり」、「流しびな」、「人形のまち岩槻まつり」、「人形供養祭」等が近づきますと、沢山の電話での問い合わせが集中致し、お問い合わせの対応にご迷惑をおかけ致しています。お問い合わせは当ホームページのお問い合わせフォームよりお願い致します。

▲ページ トップに戻る

 

 

国の伝統的工芸品、埼玉県の指定、さいたま市の伝統産業指定

  • 伝統的工芸品マーク経済産業省(経済産業大臣)が指定する「伝統的工芸品」に、「岩槻人形」と「江戸木目込人形」が指定されています。(経産省伝統的工芸品産業室、財団法人 伝統的工芸品産業振興協会 監理・協力)。


  • 埼玉県伝産マーク埼玉県知事指定伝統的手工芸品に、「岩槻人形」と「江戸木目込人形」が指定されています。



  • さいたま市伝産マークさいたま市に「岩槻の人形」は伝統産業として指定されています。



●伝統産業に属する事業所
 青木人形/新井人形店/有松人形工房/飯塚人形/石川潤平/井野人形工房/いふじ人形店/岡野人形小道具/折原人形/金子一郎商店/金久人形/河内人形店/川崎人形/公司人形 工房天祥/小木人形/三栄人形/寿光工芸/鈴木毛彫店/鈴木人形/大生人形/田中人形小道具店/東栄人形/お人形歴史館 東久/東光 多ヶ谷人形店/富張人形/中島敏人形店/人形工房 中村/人形の佳月/人形の金重/人形の秀隆/人形の正栄/人形の東玉/人形の平野/人形福藤/人形工房 ひととえ/雛の廣榮 矢作人形店/宝玉/星野屏風店/細野人形店/松口人形/明玉人形店/望月五月店/森田人形店/鳳嶺作 山崎人形小道具/佳正工房

▲ページ トップに戻る

 

 

シンボルマークの由来

昭和46年、埼玉県の県政100年を記念して、岩槻城址公園 に関根将雄画伯がデザインを施し、当時の若き職人さんが施工をして立派な人形塚が完成。日本全国からお客様を招き、盛大に除幕式が行われました。この立体の人形塚を図案化したのが当組合のシンボルマークです。



旧岩槻市をはじめ各団体(ストリートファニチャー、岩槻高校等)がこのマークを、当組合の許可を得て使用してくださっています。

■関根将雄 画伯(Masao Sekine) 1919年(大正8年)〜2013年(平成25年)。日本画家。
埼玉県さいたま市岩槻区本宿在住。伊東深水氏に師事。
文部大臣地域文化功労賞、埼玉県文化功労賞、埼玉県教育功労表彰、埼玉県文化賞、日展特選・白寿賞を受賞。
紺綬褒章、勲5等瑞宝章を受章。
埼玉県文化団体連合会会長を長年務め、彩の国大使も務めて、平成11年に彩の国特別栄誉章を受章。

人形塚画像 シンボルマーク画像

▲ページ トップに戻る